EAJ NEWS 社団法人 日本工学アカデミー

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INFORMATION

 

池島 俊雄会員

元大阪チタニウム製造(株)
社長・会長

2005年9月7日逝去 享年90

 池島俊雄会員の訃報に接し、世の無常さと同志の先輩を失った悲しみに衝撃をうけております。池島さんは、日本工学アカデミー発足と同時に会員になられ90才でご逝去されるまで、18年間会員であられました。第一期日本学術会議の会員を務められ、「科学技術と経済の会」の技術経営会議では、草分け期からご夫人とともにご熱心な参加者であられました。いわば今日の日本工学アカデミーと志をともにする、我が国の産官学連携の真のパイオニア的重鎮であられた訳です。
 池島会員は、昭和13年東京大学物理学科卒業後、住友金属工業(株)に入社され、爾来昭和57年同社副社長まで長年同社に尽くされました。その後数年間、大阪チタニウム製造株式会社(現、住友チタニウム(株))の社長、会長を務められました。この間に日本金属学会副会長、日本鉄鋼協会副会長なども務められました。昭和52年藍綬褒章、昭和63年勲三等旭日中綬章を受章しておられます。正に日本を代表する技術者であられた訳であります。池島先輩のこれまでのご指導に深謝すると共に、ここに謹んで哀悼の意を表し、心からご冥福をお祈り申しあげます。
(副会長 中原恒雄)

林 厳雄会員

元日本電気中央研究所
フェロー

2005年9月26日逝去 享年83

 本アカデミー会員で元日本電気中央研究所フェロー、元通産省光技術共同研究所首席特別研究員の林厳雄氏は去る9月26日、白血病による急性肺炎のため83年の一生を閉じられました。末永く指導して欲しい人だっただけに残念でなりません。
 林さんは、昭和21年に東大理学部物理学科を卒業された後、同大原子核研究所に勤務され、同研究所助教授の時、昭和37年にMITに留学、引き続き昭和39年より7年間ベル研究所で半導体レーザの研究に従事され、室温連続発振を実現する偉大な業績を上げられました。昭和46年に帰国されて日本電気中央研究所に入所され、半導体レーザの物性的研究、特に信頼性と寿命の向上に不可欠な結晶界面の解明に貢献されました。光技術振興のために設立された通産省大型ナショナル・プロジェクトでも主導的な役割を果たされました。
 平成13年には、半導体レーザの室温連続動作達成による光エレクトロニクスへの先駆的貢献により、京都賞を先端技術部門で受賞されました。
 林さんは、お公家さんを思わせるような風格で、物静かで心優しい人でした。ご冥福をお祈りします。
(会員 植之原道行)


北海道・東北地区作業部会講演会報告

(副会長・作業部会主査 神山 新一)

 9月13日(火)15時より北海道大学情報科学研究科11F会議室において開催された。参加者は21名(アカデミー会員5名)であった。
 神山より、会長代理の挨拶があり、続いて、アカデミーの現況報告と、作業部会の活動状況の説明があった。
 ついで、本間利久氏(北海道大学大学院情報科学研究科長)に北海道大学情報科学研究科で取組んでいる産学連携による人材育成についての講演をして頂いた。これは平成17年度文部科学省委託事業である「実システム開発指向高度人材育成プログラム」の概要を示したもので、3ヵ月〜12ヵ月間、企業内の開発・研究の現場の一員としてのインターンシップ制度(10単位の単位認定)の実施やその派遣事前教育として他地区の教員や企業の研究者を加えての遠隔授業の実施などを取り込んだプログラムで、本年10月から実施されるとの事である。そのほか北海道地区での産学連携事業の特殊性についての説明があった。
 3人目の講師として、東北大学名誉教授中塚勝人氏(理事)に、東北大学における産学連携と工学教育の現状についての講演をして頂いた。特に、海外でのリエゾンオフィス(11ヵ所)を活用した国際連携事業、大学院MOST(Management of Science &Technology)の授業内容、医工連携事業(Tohoku University Biomedical Engineering Research Organization; TUBERO)についての紹介を頂いた。
 最後に、これらの講演に対する質疑応答、情報交換を行い、また、神山から作業部会としての今後の活動予定について協力依頼をした。
 講演会終了後、17時半より北大ファカルティハウス(レストランエルム)に会場を移し、懇親会を開催し、参加者から産学連携に関しての考えをお聞きしながら、和やかな雰囲気の中、情報交換を行い、20時閉会となった。

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顕彰・叙勲
 2005年度文化勲章及び文化功労者、秋の叙勲・褒章受章者が発表されました。その栄に浴された会員に、心よりお祝い申し上げます。
 文化功労者の鈴木昭憲会員及び田中郁三会員のご業績については、次号に掲載を予定しております。


賀詞交歓会
 2006年1月13日(金)
 虎ノ門パストラル 新館5F
 (理事会)10:00〜12:00 オーク
 (懇親会)12:00〜14:00 ミモザ

事務局年末年始休業
 12月29日(木)から1月3日(火)まで、事務局の年末年始休業といたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。







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  1. 「安全・安心シンポジウム−市場原理を活用した製品安全社会の実現−」
  2. 韓国工学アカデミー(NAEK)創立10周年記念式典及び第9回東アジア工学アカデミー円卓会議(EA-RTM)
  3. 2005年スウェーデン王立科学工学アカデミー(IVA)第86回年次総会(ストックホルム)に出席して
  4. 関西地区講演会「元気の出る宇宙開発」
  5. 紙上フォーラム「安全性は全てに優先するか」「事故の再発防止と原因調査のあり方」
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