委員会

EAJでは事業を大きく、「会員増強」、「事業企画推進」、「工学プレゼンス向上」、「情報発信・普及啓発」、「国際連携」の5つにわけ、それぞれに総括責任者(業務執行理事を充てる)を置くとともに事業実施のための委員会を設置し、諸事業の戦略的な推進と円滑な運営を図っている。

会員増強

EAJの組織的基盤となる会員の増強とバランスのとれた構成および多様性の確保を目指す
  • 理事会の開催頻度に合わせて年度内に4回の委員会を開催し、推薦された会員候補者の選考を行い、適格と認められた候補者を理事会に推薦する。加えてEAJの役員、会員の協力を得ながら適格な会員候補者を発掘し、会員資格のレベルを維持しながら会員の拡大を図る。特に重点施策として、企業所属会員比率の向上、女性会員比率の向上、若手会員制度の検討と会員増、外国籍人材の参画を推進する。これらの施策は法人会員強化委員会および若手部会と連携して進める。
  • わが国の持続的な発展を図るためには企業の参画が不可欠であるので、賛助会員の拡大に向けた活動を継続する。また、企業・団体に在籍する指導的な研究者や技術者との科学技術イノベーションに係わる幅広いネットワークを構築して会員強化に結びつける。産業界のEAJの活動への参加を呼びかける場として「日本工学アカデミー・賛助会員ラウンドテーブル」を開催する。
  • 45歳以下の研究者、技術者が、社会人として自己の幅を広げ、内外における人脈を形成して、次世代のリーダーに成長することを支援する。また、若い感性で我が国の科学技術イノベーションのあり方について新鮮な提言を行う場を提供する。EAJの重点課題に関連して、分科会活動、STEAM (un)conferenceなどの企画、開催などを進める。また、非会員を含む「次世代リーダー候補人材登録制度」を管理、運営し、若手部会の活動への30代からの積極的な参加を促す。

事業企画推進

EAJ全般に係わる事業の推進のための企画、調整を行う
  • EAJの基本方針や事業等の重要課題につき企画・調査・検討し、理事会に提議する。また、会長、理事会からの諮問に応じて調査・検討し答申する。

    • 政策提言小委員会
      EAJが取り組むべき先見的、創造的な提言に結び付く課題の選択と実施体制の立案、成果物のとりまとめのための審査・助言を行い、その結果を企画・運営委員会に報告する。
    • 企画推進グループ
      EAJの諸事業の活性化を支援するため、政策提言のためのプロジェクトの発掘、情報発信のあり方など具体的な計画の企画・調整などを行う。
  • 工学(エンジニアリング)における人材育成にかかわる提言のとりまとめ、発信などの活動を、文理融合の実現を図りながら、産学官の連携によって、総合的な視野と中長期的な視点をもって戦略的に進める。
  • 安全学という新しい安全に関する学問を構築することを目指す。また、我が国を安全の価値を重視する国としていくことと、我が国が世界に安全の面から貢献できる道を拓くことを目指す。課題の重要性に鑑み、今後の進め方について検討する。

工学プレゼンス向上

外部との双方向の意見交換活動を通じて、工学のプレゼンスを向上させる
  • 主に産業界のアドバイザーから工学アカデミーの在り方について会長にアドバイスをいただく。
  • 工学の在り方を深め、初等・中等・高等ならびに社会人教育の場となる「産業技術館(仮称)」の在り方を検討し、日本のみならず世界との交流センターとする。

情報発信・普及啓発

EAJの存在価値を広く社会へ発信する
  • EAJ内外とのコミュニケーションの活発化を目指し、「EAJ NEWS」「年度活動報告」「EAJパンフレット」他を発行する。また文書のデジタル化を推進するとともに、引き続きホームページの充実を図る。また、会員間の迅速な情報共有・情報交換のためにメールマガジンの発行を目指す。
  • 創立30周年を迎えるに当たり、EAJがこれまで果たしてきた役割を確認すると共に、持続可能で豊かな未来社会の実現に向けた長期ビジョンを共有するために、(1) 創立30周年記念式典の開催、(2) 30年史の発刊、(3) 新たな長期ビジョンの策定、を主な内容とする記念事業を実施する。

国際連携

各国の工学アカデミーとの組織的連携を前提として推進する

<アカデミー間連携>

  • EAJが1990 年に加盟が認められたCAETSは、現在、世界26カ国の工学系アカデミーから構成されている。毎年、最大3名程度の代表団を派遣して、大会および併催シンポジウムの成功に寄与し、同時に各アカデミーとの交流を深める。専門性が問われるテーマには若手人材の派遣を優先する。
  • 1997年に第1回が大阪で開催されて以来、日中韓が輪番で円卓会議と3国共通に関心のあるテーマで併催シンポジウムを毎年開催しており、2017年に韓国で開催される第20回の会議へは代表団(3名程度)を派遣するとともに、専門性が問われるイベントには積極的に若手人材の参加を進める。
  • ドイツ工学アカデミー(acatech)、英国王立工学アカデミー(RAEng)、スウェーデン王立工学アカデミー(IVA)などとの連携の発展を相互に検討する。具体的には、CAETSその他の機会を積極的に活用して、共通関心テーマを見つけて具体的交流事業につなげる。

<人材育成>

  • 全米工学アカデミー(NAE)、科学技術振興機構(JST)との共催で2000年より実施している分野横断的シンポジウムで、2018年6月(予定)の日本開催の準備をNAE、JSTと連絡を密にして進める。日程、会場を決定し、新たに選任される運営委員長の下で運営委員会を構築し、プログラム、参加者の選定等が円滑に進むように支援する。
  • 2010年より実施してきた若手リーダー人材派遣交流事業の継続的発展、64名の同窓生を財産にした次段階事業の設定などを豪州理工学アカデミー(ATSE)と連携して模索し、日本学術振興会などから支援を得られる形での実施を検討する。日本でのERLEP同窓会によるシンポジウムの共催などを計画している。