事業報告(2016年度)

2017年7月25日

1.全体概要
 1987年4月に創立した公益社団法人日本工学アカデミー(当時は任意団体、1998年に  社団法人、2013年に公益社団法人に移行、以下「EAJ」という。)は2017年に30周年を迎えることから、創立30周年記念事業企画委員会を設置し記念事業を展開することとし、将来を見通してEAJの基盤を整え、一層の発展を目指すこととした。
 質の高い提案・提言発信のためのプロジェクト活動を組織的に拡充・活発化するため新たに政策提言小委員会を設置した。また法人会員強化委員会を発足し、賛助会員とのラウンドテーブルの開催などにより産業界との連携を深め、新規会員の獲得に努めるなど、着々と成果を上げている。さらに、人材育成委員会を設置し、工学教育、人材育成にかかわる重要な課題に取り組んで行くこととした。また、これらの活動を支援する企画推進グループを発足し、日常活動の活発化を旺盛に進める体制を整えた。
 支部・地区活動では、2016年11月23日に中部支部が設立された。同日に総会・記念講演会が行われ、2017年3月11日に第1回中部レクチャーが行われた。また北海道・東北支部では5回、九州支部では1回の支部講演会を実施した。
 国際関係では、国際委員会に代わり事業毎に実行委員会が中心に動くことで迅速な対応が可能になった一方、EAJ全体の戦略が見えにくくなったと認識し、検討の結果、(1)担当副会長をトップとして総合的に推進、(2)「EAJの国際連携は、各国の工学アカデミーとの組織的連携を前提とする」基本戦略、(3)限られた資源の配分、というガイドラインを理事会で確認し、関連活動を進めることとした。
各委員会、各プロジェクト、各支部・地区活動の詳細を以下に詳述する。

 

2.個別報告
2-1 総会
 2016年5月31日にホテルJALシティ田町「鳳凰の間」にて第4回(通算第20回)定時社員総会を開催した。2015年度事業報告・収支決算書提案、2016年度事業計画・収支予算書報告を決議した。
・当日出席正会員 50名、表決委任正会員 330名、合計 380名

2-2 理事会
 年4回の通常理事会を開催し、本アカデミーの運営にかかわる重要事項について審議・決定した。2016年度の主な議決事項は、総会議案の承認(2015年度事業報告と収支決算の提案、2016年度事業計画と収支予算の報告)、2017年度事業計画と収支予算の決定、正会員の入会の承認、賛助会員の入会の承認、会員選考委員の承認、提言発表の承認、委員長交代の承認、特別委員会・プロジェクトの新設・延長の承認などであった。
 報告事項として、各委員会、プロジェクト、支部・地区活動などの報告、他団体主催行事に対する協賛・後援依頼承認などの報告がなされた。また代表理事(会長)と業務執行理事(常務理事)の業務報告が8月と2月に実施された。

2-3 各委員会・プロジェクト・支部、地区活動

収支決算

【全体概況】
従来通り収支計算書に準拠し、全体像をまとめると下表のようになる。


【事業活動収入】
下期に業務受託(977千円)および正会員、賛助会員の増加(会費収入昨年比3,477千円増)があり、事業活動収入は、ほぼ予算通りとなった。

【事業活動支出】
下期にホームページの拡充を行ったため、広報出版費が増加(965千円増)したが、プロジェクト費、国際活動費等の減により、全体としては、526千円の減となった。

【収支差額】
以上の結果、事業活動収支は予算対比で、440千円の改善となった。さらに投資活動支出(退職給付引当預金取得支出)が予算対比402千円改善し、予備費を支出しなかったことから、収支差額は、1,842千円改善した。

【繰越収支差額】
以上から次期繰越収支差額は、予算対比で1,842千円の改善となり、19,044千円となった。

※会員・非会員の別は2017年3月31日現在