人材育成

科学技術イノベーションを目指すすべての国にとって、理数系の人材育成は共通課題になっていますが、とりわけ少子高齢化が世界に先駆けて進行する我が国にとっては喫緊の課題です。このために、こどもたちが科学や工学のおもしろさを実感するSTEM(科学、技術、工学、数学)教育、時代の要請に答える大学工学系教育、社会人教育や、研究者、技術者の倫理教育などに関する提言と実践が求められています。また、創造的な人材、起業精神を持った人材、イノベーションを企画推進できる人材の需要に答える必要があります。日本工学アカデミーは、教育現場から産業界まで幅広い会員が中心になって、人材育成のあり方に関する調査提言を行います。また、次世代リーダー人材の育成の観点から、STEM教育の支援活動、若手中心のプロジェクト活動、海外と連携した人材育成活動に取り組みます。

社会人育成プログラム

  • 全米工学アカデミー(NAE)との共催によるシンポジウムで、日米両国の若手研究者(30~45歳程度)約30名ずつ計約60名が一堂に会し、3日間にわたり最先端工学分野の4つのテーマ(毎回新規に設定される)について発表・討議を行ないます。
  • 応用研究領域における日豪の若手~中堅の研究者を2週間程度、相互に相手国の研究機関を訪問する機会を設ける「日豪若手研究者交流促進事業」です。本事業は、平成20年の日豪政府間合意に基づき、次世代研究リーダー育成のために日豪両国が協力して実施する交流計画です。
  • 産・学・官の多様な分野・立場の若手リーダーが、各界のトップを交え、「急速な変革の渦中にあって、未来社会をどうデザインしていくか」について議論を行ない、自ら考え、今後のグローカルな行動の規範を構築する場を提供します。

    中高生のSTEM教育支援プログラム

  • 九州支部では、工学分野で顕著な業績を上げてきた研究者に、文部科学省が推進するスーパーグローバルハイスクール(SGH)やスーパーサイエンスハイスクール(SSH)において、工学や科学技術がいかに豊かで安全な生活を支えているかについて、高校生に理解してもらうと共に工学に興味をもってもらうこと、将来社会をリードするグローバル人材を増やしていくことを目指します。