【日時】
2017年5月25日(木)14:30~19:30
【場所】
ホテルJALシティ田町(東京都港区芝浦3-16-18 TEL:03-5444-0202)
【次第】
14:30~15:15 社員総会 地階「鳳凰」
15:15~16:45 活動報告 地階「鳳凰」
17:00~17:45 特別講演 地階「鳳凰」
18:00~19:30 懇親会 1階「レストランピシーズ」
(正会員の方へ:受付にて懇親会費3,000円を頂戴致しますので、宜しくお願い致します)
開催についてのご案内はこちら(PDF)
演題 「破壊的イノベーションを目指して」
講師 中部大学教授 山本尚 氏 略歴はこちら(PDF)
【講演要旨】
イノベーションは「破壊的イノベーション」と「持続的イノベーション」に分けられる。破壊的イノベーションとは既存の科学技術や社会制度を破壊し、全く新しいシステムに塗り替えることができるイノベーションであり、これによってそれまでの社会の在り方を一変させるものである。
今世紀に入って、当量反応であった化学プロセスは、そのほとんどが触媒反応に塗り替えられている。触媒は化学における典型的な破壊的イノベーションであり、文字通り旧来の化学を塗り替えている。触媒を駆使した化学産業は、さらにフロー・システムを導入し、化学工場の景色までもが一変している。
講演ではそうした触媒が起こしつつある世界的な化学イノベーションと、それに対する山本教授の試みが紹介される。
【 開催趣旨 】
近年、車両の自動運転や家事・介護用ロボットなど、AI(人工知能)を中心としたICTの発展はめざましく、少子高齢化時代を迎え、深刻な労働力不足を解消する手段として、農業、製造業、医療、金融、教育など、さまざまな分野への利活用の拡大が予想されている。一方で、AIの適用化拡大に伴うリスクも多々、懸念され、検討すべき課題も多い。
公益社団法人日本工学アカデミー九州支部では、次代を担う優秀な若きエンジニアの育成を求めて、毎年、九州沖縄地区の高校や高等専門学校の学生の皆さんを対象とした出張講演会を実施している。今回は、上記のような背景を下に、鹿児島高専において、「AI応用の最先端と今後の展望」をテーマとして、講演会を開催するものである。
【プログラム】
9:00~ 9:05[ 開会挨拶 ] 鹿児島工業高等専門学校長 氷室 昭三氏
9:05~ 9:20[ 主催者挨拶 ]
独立行政法人国立高等専門学校機構理事長 谷口 功氏(日本工学アカデミー監事)
9:20~10:00[ 講演(1)]「画像情報学とAI」
九州大学主幹教授、大学院システム情報科学研究院
数理・データサイエンス教育研究センター長 内田 誠一氏
10:00~10:40[ 講演(2)]「AIと共生する時代に生きる人になるために」
木村情報技術株式会社 取締役CIO
AI応用開発センター長 橋爪 康知氏
10:40~10:45[ 閉会挨拶]
大分工業高等専門学校長 日野 伸一氏(日本工学アカデミー九州支部副支部長)
※詳細は、こちらをご覧ください。
※鹿児島工業高等専門学校を対象とした講演会となりますので、一般の方のご参加はご遠慮ください。
主催:公益社団法人日本工学アカデミー九州支部
後援:独立行政法人国立高等専門学校機構
九州工学教育協会