法人概要

2025年 年頭のご挨拶
新年おめでとうございます。昨年から今年にかけて世界はさらに大きく変化しています。民主主義が専制主義に圧迫され、ポピュリズムや自国第一主義が横行、各地で戦争が勃発、長く覇権を握ってきた欧米と首をもたげてきたグローバルサウスの間で摩擦が絶えません。欧米ともグローバルサウスとも違った歴史を持つ日本が国際社会の調停者としての役割を果たしていくこと、それが世界の中での日本の重要な立ち位置になりつつあります。(続きを読む...)
1983.11 | 工学・技術振興懇談会発足・工学アカデミー設立に関する審議 |
1985.11 | 工学・技術振興懇談会が発展し、日本工学アカデミー設立企画委員会発足 |
1987.04 | 日本工学アカデミー設立(任意団体)・設立総会開催 |
1987.08 | EAJ NEWS 第1号発行 |
1988.12 | EAJ Information 第1号発行:「関西地域の活性化について」宇野収、年報第1号発行 |
1990.11 | 国際工学アカデミー連合(CAETS:International Council of Academies of Engineering and Technological Sciences)加盟 |
1997.11 | 第1回日中韓三国工学アカデミー円卓会議開催(大阪) |
1998.01 | 社団法人 日本工学アカデミー発足 |
2000.07 | 日本工学アカデミーの使命制定 |
2000.11 | 第1回日米先端工学(JAFOE)シンポジウム開催(奈良) |
2010.02 | 第1回日豪若手研究者交流促進事業(ERLEP)実施 |
2011.09 | 九州支部設立(地区から支部に移行) |
2012.12 | 北海道・東北支部設立(地区から支部に移行) |
2013.07 | 公益社団法人に移行 |
2016.11 | 中部支部設立(地区から支部に移行) |
2018.05 | 関西支部設立 |
2020.12 | 北海道支部・東北支部設立 |
2021.04 | 第1回若手リーダー塾開催 |
公益社団法人日本工学アカデミーの組織は、法律に定められた公益社団法人の運営原則に従い、正会員で構成される社員総会が最高の意志決定機関です。社員総会で選出された理事が理事会を構成し、日常業務に必要な諸決定を行うと共に、その執行のために会長、副会長、専務理事を互選します。また、総会で選出された監事が、理事会および執行部の業務を会員を代表して監査します。
会の実質的な管理と事業は、各委員会、プロジェクトを通じて行われますが、その活動をサポートするために事務局が置かれています。
1. 企画推進活動
1) 社員総会
2) 理事会
3) 企画運営会議
4) 企画推進グループ
2. 組織基盤増強活動
1) 会員選考委員会
2) 会員強化委員会
3) 財務・事務機能強化委員会
3. 事務局
公益社団法人日本工学アカデミーでは法人運営に係る活動として、事務局を置いて、企画推進、組織基盤増強のための組織的活動を推進し、公益目的事業に係る活動としては、個別事業実施のための委員会を設置し、諸事業の戦略的な推進と円滑な運営を図っています。
特に、政策提言のためのプロジェクト活動では、我が国の工学及び科学技術全般の発展に寄与することを目的に、多様な分野で顕著な実績と広範な識見を持った産学官の指導的立場にある会員により結成された団体として、先見性、創造性を持ち、特定利益にとらわれない高い見識でもって、行政、産業界などに向けて忌憚のない提案・提言をとりまとめ、発信します。
また、支部活動では、それぞれの特徴ある活動を中心に、広く事業展開を目指しています。
1. 委員会活動
1) 政策提言委員会
2) 政策共創推進委員会
3) 研究力強化委員会
4) 科学技術イノベーション2050委員会
5) 国際委員会
・国際アカデミー間連携
(1) 国際工学アカデミー連合:CAETS実行委員会
(2) 東アジア工学アカデミー円卓会議:EA-RTM実行委員会
・国際人材育成
(3) 日米先端工学シンポジウム:JAFOE実行委員会
(4) 日豪若手研究者交流促進事業:ERLEP実行委員会
・その他
(5) STS forum工学アカデミー会長会議:AEPM(京都)
6) 人材育成委員会
7) 若手委員会
8) ジェンダー委員会
9) 広報委員会
2. 支部活動
1) 北海道支部
2) 東北支部
3) 中部支部
4) 関西支部
5) 九州支部
現在の個人正会員数は約830名で、会の運営は個人正会員の会費とアカデミー活動の趣旨に賛同された企業の賛助会費のみで運営されており、その活動は個人正会員を中心としていわゆるボランティア活動として行われております。
公益社団法人日本工学アカデミーの会員はわが国における工学・科学技術についての指導的立場にあり、かつわが国の工業の発展ばかりでなく、工学や科学技術に関する知識経験を活用して、わが国のみならず地球人類の持続的発展にボランティアとして協力することを責務と考える方々からなっており、その入会には3名以上の正会員の推薦、会員選考委員会による審査、理事会の承認の手続きを経たのち、御本人の承諾が必要です。また、正会員は個人の資格で正会員となっているもので、その所属する組織の代表ではありません。