日本工学アカデミー(EAJ)は創立以来30年、国内のみならず、30か国の代表工学アカデミーが加盟を認められた国際工学アカデミー連合にても積極的に活動して参りました。その活動を通じて、国内外のさまざまな組織との連携も、拡大しています。また、海外から得られる直接情報の質も高くなり、未報道の重要な潮流が見えてくるケースも現れ始めました。そのような情報をEAJ内部に留め置くだけではなく、海外展開に傾注している国内の組織とも連携し、情報を共有する活動を展開して、日本のプレゼンス向上を目指したいと思います。
英国・米国・中国の3カ国工学アカデミーは、未来を見据えたGlobal Grand Challenges Summit に代表される、メンターと若手グループのグローバルな連携を、この数年来続けています。日本でもグローバルな視座を、若い高校生とも共有したいと考えています。若手の方々も是非ご参加下さい。
【 プログラム 】
15:00-15:15 挨拶 -EAJの最近の海外活動-
小泉英明 EAJ国際委員長(上級副会長)
15:15-15:30 人工知能(AI)の可能性 — 光と闇、そして未来を考えるために必要な知識
中島義和 東京医科歯科大学教授・EAJ国際委員
15:30-15:45 日本と近隣諸国の関係
牧原出 RCAST教授・EAJ国際委員
15:45-15:55 RCASTの国際活動の近況
神崎亮平 RCAST所長
16:00-16:30 基調講演「日本・中国・韓国の連携意義」
安井正人 Keio University Global Research Institute(KGRI)所長・EAJ国際委員
16:30-17:25 パネル:「EAJ国際活動の若手への展開」
モデレータ:牧原出教授, パネリスト:上記講演者
17:25-17:30 閉会挨拶 神崎亮平RCAST所長
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