※このイベントは、EAJ会員のみ参加可能です。
話題:インクルーシブなSTEM教育研究環境構築に向けた共創
日本工学アカデミー(EAJ)は政策共創推進委員会を昨年7月に設置し、国会議員や国会事務部局などの立法府側と科学の側との交流を着実に進めていく体制を整えました。活動の一つと位置づける国会議員との対話の会につきましては、昨年12月9日に「EAJ「新型コロナウィルス後の科学技術イノベーションの在り方」プロジェクトの検討状況」を話題として第1回を、本年3月18日に「日本の将来を担う若手研究者との共創」を話題として第2回を開催したところ、議員側からは衆議院の伊佐進一議員、大野敬太郎議員をはじめとする6名ないし5名の衆参両院の議員の方々が参加され、本アカデミー会員や出席者との間で活発な意見交換が行われました。そこで今回、下記により第3回の対話の会を開催することといたしました。
会の趣旨は、政治の側と科学の側が対話を通じて双方向的に理解を深め、お互いができることできないことを知り、相互に学びあえる関係を築いていくこととしており、今後も、年に数回程度のペースで開催できるようにしていく予定です。
【開催案内】第3回政治家と科学者の対話の会の開催について(お知らせ)(PDF 340KB)
話題: | インクルーシブなSTEM教育研究環境構築に向けた共創 | 趣旨: | そもそもSTEM教育研究はなぜ、障害のある人に対してインクルーシブでなくてはならないのでしょうか。そして、現状のSTEM領域において、数少ない障害研究者はどのような経験に直面しているのでしょうか。さらに、STEMや広くアカデミア一般をインクルーシブにしていくには、どのような技術的・文化的・制度的アプローチがありうるのでしょうか。現在日本工学アカデミーでは、こうした課題に取り組むため、障害のある研究者、産業界、学界などから多様なプロジェクトメンバーを得て「インクルーシブなSTEM研究環境の構築」プロジェクトを進めており、東京大学先端科学技術研究センターで推進している「インクルーシブ・アカデミア プロジェクト」を試行事例として分析しています。今回は、こうした先進的な取り組みと、その中で見えてきた課題について紹介し、STEM教育研究環境のインクルージョンを広く社会実装するための政策について考えたいと思います。 |
話題提供: | (計50分程度) ・「STEM教育研究における政治と科学」 牧原 出(東京大学先端科学技術研究センター教授 /EAJ「インクルーシブなSTEM研究環境の構築」プロジェクトリーダー) ・「STEM教育研究環境におけるインクルージョンの価値と実態について」 熊谷 晋一郎(東京大学先端科学技術研究センター准教授) ・「教育研究環境をインクルーシブにするための技術的・制度的アプローチ」 並木 重宏(東京大学先端科学技術研究センター准教授) ・「教育研究環境をインクルーシブにするための文化的・教育的アプローチ」 綾屋 紗月(東京大学先端科学技術研究センター特任講師) |
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話題提供後、国会議員の方々と研究者、EAJ会員との対話を時間の許す限り行います(60分程度)。 終了時に参加者が名刺交換等の交流もできるようにする予定です。 |
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参加予定: | 伊佐 進一 衆議院議員、大野 敬太郎 衆議院議員 他、日本工学アカデミー会員 | |
傍聴予定: | 科学メディア、政府・国会事務局関係者 他 |
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日時 | 2021年6月22日(火)午後1時~3時 | ||
場所 | 衆議院第一議員会館 国際会議室(1F)定員104名 (アクセスはこちら) | ||
対象 | EAJ会員のみ | ||
申し込み | お申込みはこちら(オンライン登録) | ||
※EAJ会員のみ。先着順。セキュリティの観点から事前登録必須です。 | |||
問合せ先 | 日本工学アカデミー事務局 TEL: 03-6811-0586 E-mail: desk(at)eaj.or.jp |
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