EAJ政策提言委員会プロジェクトシンポジウム ~Women into Engineering~ 「女性エンジニアの現状 と これから」
人工知能AIの急速な進化に伴い、社会経済情勢が急激に変化しつつある情報化社会において、豊かで活力ある社会を実現するには、これまで以上に、女性エンジニア人材育成と、女性エンジニアが活躍できる環境の整備が必須である。2025年10月には、G7諸国の中で5番目に女性のリーダーが政権を担う国となり、日本社会においても制度・慣行・意識の転換が進んだ節目の年となった。
そこで今回、日本工学アカデミー(EAJ)と研究・イノベーション学会 JWSE分科会を中心に、様々な分野、セクターの会員、有識者の考えを統合し、「女性エンジニアの現状とこれから」をテーマに、本邦が抱える社会的/技術的/政策課題を明らかにして、対策案、改善施策などについて深耕し、Engineer the Futureに資することをめざす。
世界は今、気候変動の深刻化や地球規模の自然災害の激甚化・頻発化に加え、格差の拡大、経済・安全保障上の緊張など、複雑かつ多層的な課題に直面しており、科学・技術・イノベーションは、人々の生活と社会の進歩を支える原動力として、これまでに増して重要な役割を担っており、その発展と社会実装への期待はかつてないほど高まっています。一方、先端科学技術の不適切な利用に伴うリスクも増大しており、デジタル技術の急速な進展は、変革の推進力を金融から情報へと移行させつつ、グローバル化や対外政策との不整合を生み、国際秩序の不安定化を一層深刻化させています。今こそ我々は、様々な技術やシステムについて、その光と影の両面を見据えながら、未来を切り開く道具として構築、発展させ、利活用していくこと、科学・技術・イノベーションが自然や人間と共生する社会の実現を目指していくことが重要ではないでしょうか。 EAJでは、"Engineer the Future"—人類の安寧とより良き生存のために、在るべき将来ビジョンを念頭に、アカデミーとしての存在意義を自覚しながら、未来社会を工学する— という高い理念やパーパスの発信とその社会実装の推進に取り組んでいます。新入会員、新規賛助会員を対象に、EAJの活動全体をご理解頂き、積極的にご参画頂くとともに、新たな活動を立ち上げ、EAJに新風を吹き込んでいただくための一助とすべく、新入会員ガイダンスを実施してきました。今回の第11回ガイダンスでは、EAJ活動概要、委員会・プロジェクト、内規、諸手続きなどの説明、委員会活動例‐政策提言委員会活動状況‐について紹介させて頂きます。