日本工学アカデミー(EAJ)では、科学技術イノベーション2050 委員会を設立、「我々はどこにいるのか?(Where are we?)」で現状を把握し、「どこへ行きたいのか? (Where do we want to go?)」で目指すべき将来像(目標)を定め、「どうやって行くのか?(How do we get there?)」でその達成に向けた行動の具体案を議論してきました。最近では、貧困格差の解消や移民問題など様々な社会課題の中で、(1)スマートな都市、快適で強靭な人間居住の実現、(2)持続可能で格差のない水・食料・エネルギーアクセスの実現、(3)可視化されたエビデンスと多様な価値観の許容に基づくガバナナンスの実現、に関するパネルディスカッションを行いました。 COVID-19 によるパンデミックが発生し、社会における生活スタイルを含めた見直しを迫られています。今回、第190回談話サロンでは、貧困格差の解消や移民問題など様々な社会課題を共有し、2050 年に向け目指すべき将来像などについて議論させて頂きたいと思います。お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。