日独先端工学プログラム(JAGFOE)実行委員会
日本工学アカデミー(EAJ)はこれまでに日米先端工学シンポジウム(JAFOE)及び日豪若手研究者交流促進事業(ERLEP)を推進し、日米間そして日豪間の若手研究者交流を介した研究者ネットワークの形成、リーダー人材育成に貢献してきた。これらの実績をもとに、日欧の軸を構築すべく、その足掛かりとしてドイツを対象に二国間の若手研究者交流事業を推進する。両国の大学・公的研究機関そして企業の若手研究者(30~45歳程度)が一堂に会するシンポジウム(日独先端工学シンポジウム)を2年に一度開催し、発表・討議を通じて相互理解を深め、ネットワークを構築し、将来的に共同研究につながる礎を築くことを目指す。
メンバー
日独先端工学シンポジウム(JAGFOE)とは
【概要と特色】
日独両国の若手研究者が2日間にわたり、最先端工学分野の横断的なテーマ(グローバルな課題や社会的課題も含む)を二つ取り上げ発表・討議を行うとともに、より先行的な課題を議論するブレインストーミングセッションも設ける。そして、研究者間の交流促進の一環として、参加者全員が各自の研究成果をポスター展示し、所定のポスターセッション時間帯では各自がその説明・質疑応答に当たる。
特色は以下のとおり:
- 全ての課題の発表・討議に参加者全員が出席する異分野交流の場とする。
- 厳選された若手研究者のみにより、制約のない自由活発な討議を行う。
- 企画・運営も若手研究者によって行われる。
- 発表者・討議者は主に、企画・運営に携わる若手研究者によって選ばれる。そこに共催機関が選出する研究者若干名(企業の研究者も含む)が加わる。
【共催機関】
- 日本工学アカデミー Engineering Academy of Japan (EAJ)
- National Academy of Science and Engineering (acatech)
- Alexander von Humboldt Foundation (AvH)
- Volkswagen Foundation
- DAAD Regional Office (DAAD Regional Office及びドイツ科学・イノベーションフォーラム東京(DWIH Tokyo)所長が代表)
【協力団体】
- ドイツ研究者ネットワーク
お知らせ
第一回 JAGFOEは、2025年11月26-28日に日本で開催予定
※詳細が決まり次第、こちらに掲載いたします。
最新の活動報告
STS Forumにおいて、EAJが開催する工学アカデミー会長会議(AEPM)の機会にEAJ、acatech、AvH、Volkswagen Foundation、DAADの代表者の間で意向表明書(LOI)を取り交わした。