日豪若手研究者交流促進事業(ERLEP)実行委員会
若手リーダー人材派遣交流事業の継続的発展、64名の同窓生を財産にした次段階事業の設定などを豪州理工学アカデミー(ATSE)と連携して模索し、日本学術振興会(JSPS)などから支援を得られる制度での実施を検討する。日本でのERLEP同窓会によるシンポジウムの共催などを計画している。
メンバー
お知らせ
第4回 環学的新学術フォーラム2024
The 4th ERLEP Trans-disciplinary Forum 2024
2016年に終了した派遣型ERLEP事業の後継プログラムである「日豪若手先端研究者による環学的新学術フォーラム」ですが、2019年の第3回フォーラムの開催の後、コロナ禍のため2020年から2023年まで中断を余儀なくされておりましたが、昨年、日豪両アカデミーは、ERLEP事業の再開を決定し、2024年11月に派遣型ERLEP事業とフォーラム型ERLEP事業をハイブリッドに統合した新たな第4回日豪若手先端研究者による環学的新学術フォーラムをオーストラリアで開催することといたしました。
具体的には、事前に選考された4名の若手研究者を日本からオーストラリアに予め派遣し、1 週間程度にわたりオーストラリアトップレベルの3〜4 大学あるいは研究機関において研究交流を行います。その後、事前派遣された若手研究者は、後日程で引き続き開催される2日間のフォーラム(開催地:メルボルン)に参加いただきます。一方、ERLEP 事業の日豪同窓若手研究者を中心とした研究者および新しい若手研究者(日豪それぞれ10名程度を想定)がフォーラムに直接参加し、事前派遣された日本人若手研究者とともに2 日間にわたり議論を行います。
つきましては下記に掲載する参加者募集要項により日本から豪州へ事前派遣する研究者を公募いたします。この要項に従って申請書を期限 2024年7月12日 までに提出された方の中から派遣者を選定します。
募集要項および申請書:
(1)第4回環学的新学術フォーラム2024参加者募集要項(PDF 400KB)
(2)申請書記入要領(PDF 190KB)
(3)申請書(Word 15KB)
日豪若手先端研究者による環学的新学術フォーラム
ERLEP Trans-disciplinary Forum
本企画は、日豪若手研究者交流促進事業(ERLEP:Emerging Research Leaders Exchange Program)に参加した日豪若手先端研究者を主体に、ERLEP事業で形成した人的ネットワークを発展的に統合することで、国際的に先導性を持ち、社会的影響力を有する新たな持続的組織形成の結実に繋げることを最終目的にしています。日豪若手先端研究者が討議によって、持続的な組織化の基本方針を定めると共に、国際的・社会的な提言として、グローバルな学術的連携推進事業や、科学研究費助成事業における「新学術の複合領域」などの提案をまとめ、日豪の関連政府機関等へ発信する目的で、日豪若手先端研究者を主体にした運営委員会による「フォーラム」を開催しています。
第3回環学的新学術フォーラム(The 3rd ERLEP Trans-disciplinary Forum 2019)
- 日程:2019年10月16日(水)~10月18日(金)
- 会場:北海道大学、札幌
- 参加者数:合計43名(日本側:31名・豪州側:12名)
- 提言書
- EAJ NEWS 報告
第2回環学的新学術フォーラム(The 2nd ERLEP Trans-disciplinary Forum 2018)
- 日程:2018年12月3日(月)~12月4日(火)
- 会場:メルボルン大学、メルボルン
- 参加者数:合計22名(日本側:14名・豪州側:8名)
- EAJ NEWS 報告
第1回環学的新学術フォーラム(The 1st ERLEP Trans-disciplinary Forum 2017)
- 日程:2017年12月3日(日)~12月6日(水)
- 会場:ANAクラウンプラザホテル福岡、福岡
- 参加者数:合計30名(日本側:23名・豪州側:7名)
- 提言書
- EAJ NEWS 報告
※2009年〜2016年 日豪若手研究者交流促進事業(ERLEP)をご覧ください。
日豪若手研究者交流促進事業(ERLEP)
独立行政法人日本学術振興会、公益社団法人日本工学アカデミー及び豪州理工学アカデミーの3機関は、協力して、応用研究領域における日豪の若手~中堅の研究者を2週間程度、相互に相手国の研究機関を訪問する機会を設ける「日豪若手研究者交流促進事業」を実施しています。本事業は、平成20年の日豪政府間合意に基づき、次世代研究リーダー育成のために日豪両国が協力して実施する交流計画です。
※2017年以降は、日豪若手先端研究者による環学的新学術フォーラム をご覧ください。
第4回日豪若手研究者交流促進事業(2015/2016年度)- 派遣
第3回日豪若手研究者交流促進事業(2013/2014年度)
第2回日豪若手研究者交流促進事業(2011/2012年度)
- 日本→豪州 2012年2月18日~3月3日 概要 報告
- 豪州→日本 2013年3月2日~16日 概要 報告
- 豪州理工学アカデミー発行のメディアリリース(03 August 2011)
- 日本→豪州 2010年2月13日~27日 概要 報告
- 豪州→日本 2010年11月13日~27日 概要 報告
- 豪州理工学アカデミー発行のメディアリリース(21 August 2009)
- 豪州理工学アカデミー発行の第1回事業終了報告
参加者による日豪協力に関る情報
- Japan-Australia Symposium on Plant Sciences (後藤 デレック、Mike Jones)
2012年12月11日-12日、オーストラリア・パース - Angewandte Chemie International Editionに共著論文掲載(古川 修平、Paolo Falcaro)
“Doping Light Emitters into Metal-Organic Frameworks”