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公益社団法人 日本工学アカデミー

日本工学アカデミーは、工学・科学技術全般の発展に寄与する目的で設立された産学官の指導的技術者の団体です

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〒101-0064 東京都千代田区神田猿楽町二丁目7番3号 HKパークビルⅢ 2F

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事業計画(2026年度)

1.2026年度の展望と事業方針

日本工学アカデミー(EAJ)は、産学官の多様な指導的有識者の志のもと、「産官学の枠を超え、工学研究・技術開発・産業振興等に寄与すること」を目的として、1987年に設立された。設立以来、会員による会費を基盤とする独立・中立的な運営を堅持し、「人類の安寧とより良き生存のために未来社会を工学する」という基本理念のもと、先見性と俯瞰的視座をもって、社会の持続的発展に資する多様な事業を積極的に推進し、着実な社会的貢献を重ねてきた。
世界は今、気候変動の深刻化や地球規模の自然災害の激甚化・頻発化に加え、格差の拡大、経済・安全保障上の緊張など、複雑かつ多層的な課題に直面している。科学・技術・イノベーションは、人々の生活と社会の進歩を支える原動力として、これまでに増して重要な役割を担っており、その発展と社会実装への期待はかつてないほど高まっている。
2025年10月13日、スウェーデン王立科学アカデミーは、「イノベーション主導の経済成長の解明」に対してジョエル・モキイア氏、フィリップ・アギヨン氏、ピーター・ホーウィット氏の3名に経済学賞を授与したと発表した。これらの研究成果は、各国の成長戦略や雇用政策にも具体的に反映されているとされる。しかしその一方で、先端科学技術の不適切な利用に伴うリスクは増大しており、デジタル技術の急速な進展は、変革の推進力を金融から情報へと移行させつつ、グローバル化や対外政策との不整合を生み、国際秩序の不安定化を一層深刻化させている。このような潮流は、人類全体の安寧と持続的発展、さらには世界の平和と安全をも脅かしかねない。
国内においても、坂口志文氏および北川進氏のノーベル賞受賞という2025年の朗報がある一方で、少子高齢化と人口減少の進行、構造的な人手不足、地域社会の活力低下、労働生産性の停滞、国際競争力の低下、イノベーション創出力の鈍化など、深刻な課題が山積している。EAJを取り巻く環境も、ここ数年で急激かつ大きな変化を遂げている。
このような激変する社会・経済環境の中、EAJは2027年に創立40周年を迎える。2025年10月には、G7諸国の中で5番目に女性のリーダーが政権を担う国となり、日本社会においても制度・慣行・意識の転換が進んだ節目の年となった。2026年度は、これまで以上に効率的かつ効果的な事業運営のもと、「EAJでなければ成し得ない」独自の事業活動と政策提言を積極的に展開し、基本理念のさらなる具現化を目指す。その際、定款第4条に定める以下の五つの事業領域を的確に推進し、混迷する現代社会における科学・技術・イノベーション、ならびにEAJの新たな使命と役割を切り拓いていく。

  1. 創造的革新技術の萌芽模索、評価等を通じた、先見性・創造性に富む基礎研究推進のための調査研究および提言等に関する事業
  2. 社会、産業界、学界が工学及び科学技術分野で直面する具体的問題の把握とその解決に関する事業
  3. 工学及び科学技術に関する普及啓発活動に関する事業
  4. 工学及び科学技術分野における国際交流の推進に関する事業
  5. その他、EAJの目的達成に資する必要な事業

これらの事業を担う各委員会および各支部は、「人類の安寧とより良き生存」の実現に向けて、独立・中立運営の特性を最大限に活かし、以下の重点方針に基づき2026年度の活動を実行する。

  • 社会課題解決と価値創造の推進
    政策提言、共創、人材育成、国際連携などにおいて「EAJでなければ成し得ない」独自の事業活動を効率的かつ効果的に展開し、多様なステークホルダにとって高付加価値で魅力のある事業の推進を図る。
  • 会員エンゲージメント基盤の強化
    会員の声を反映した会員参加型企画・提言プロセスの整備、貢献の可視化、分野・世代を超えたネットワーキング機会の拡充、ならびに、会員限定の価値提供コンテンツの充実を通じ、共感・参加・貢献意欲を高める基盤を強化する。
  • 経営基盤の多様化と強靭化
    人材と財源の多様化、協働による価値創出、発信力と認知度の強化、さらには運営の効率化とデジタル化を推進し、持続的成長を支える経営基盤の一層の強化を図る。

2.法人運営に係わる活動

公益目的事業に係わる活動の一層の活性化に資するべく、下記の通り、経営基盤の多様化と強靭化に資する企画推進活動、共感・参加・貢献意欲を高める組織基盤増強活動、事務局活動などの法人運営に係わる活動を、新たな視座で効率的かつ効果的に推進する。

2-1 企画推進活動

1)社員総会 
社員総会は、EAJの最高議決機関である。定時社員総会を2026年6月に開催し、理事及び監事の選任、事業報告・決算などを決議する。

2)理事会 
2026年度に5回(5月、6月の定時社員総会直後、8月、11月、2月)開催し、「人類の安寧とより良き生存のために未来社会を工学する」というEAJの基本理念実現に向けて更なる飛躍をめざすべく、将来構想の早期実現を可能とする、正会員、客員会員、賛助会員の入会可否の決定、役員の選定、諸規則の制定・改定・廃止、重要行事等の開催計画などの審議、決議を行う。なお、5月理事会にて、2025年度事業報告案、収支決算案、理事・監事候補者など、定時社員総会に提議する全ての議案を決議し、2月理事会にて、2027年度事業計画および収支予算を決議する。

3)企画運営会議 
2026年度に8回(4月、6月、8月、9月、10月、12月、2月、3月)開催し、「EAJでなければ成し得ない」独自の事業活動と政策提言を積極的に展開し、基本理念のさらなる具現化を目指すべく、定款第4条に定める5事業の活性化、効果的な推進に関する重要事項などについて、企画・調査・検討し、理事会に提議する。また、会長、理事会からの諮問に応じて調査・検討し答申する。

3-1)企画推進グループ 
「EAJでなければ成し得ない」独自の事業活動を効率的かつ効果的に展開し、多様なステークホルダにとって高付加価値で魅力のある事業の推進を図る。法人運営活動では、経営基盤の多様化と強靭化に向け、協働による価値創出、発信力と認知度の強化に関わる企画推進を実施し、持続的成長を支える経営基盤の一層の強化を図る。公益目的事業活動では、支部、委員会、プロジェクトなどと連携し、新入会員ガイダンス、談話サロンの企画推進などを行ない、会員エンゲージメント基盤の強化に向け、会員の声の収集、貢献の可視化、分野・世代を超えたネットワーキング機会の拡充などを通じ、共感・参加・貢献意欲を高める基盤の強化を図る。

3-2)賛助会員企業ラウンドテーブル実行委員会 
賛助会員の声を反映した会員参加型賛助会員企業ラウンドテーブルの企画・調整・運営を行うことで、付加価値の高い意見交換を実施し、「EAJでなければ成し得ない」会員限定のコンテンツ、ネットワーキング機会の提供を通じて、共感・参加・貢献意欲を高める会員エンゲージメント基盤の強化を図る。

3-3)若手リーダー塾実行委員会 
未来を拓くのは若手自身であり、彼らが挑戦できる場を社会全体でどう構築するか、が重要である。そこで、分野・世代を超えたネットワーキングを通じて、若者が世界の多様な人々と協働し、異なる文化や価値観を尊重しながら次代を切り拓く力を育み、これからの国際社会のリーダーとして成長するための新たな視座を掴む機会を提供するべく、2026年度は、2025年度に実施した「若手リーダー塾」の成果を一過性にせず、若手の継続的な成長につなげるべく、確実に定着させる活動に取り組む。

3-4)EAJフォーラム実行委員会 
定時社員総会の機会を利用し、産学官民の多様な分野の有識者が、「人類の安寧とより良き生存のために未来社会を工学する」というEAJの基本理念の実現に向け、「EAJでなければ成し得ない」視座での講演、意見交換などを通じて、多様なステークホルダにとって高付加価値で魅力あふれるEAJフォーラムの企画・推進を行う。

3-5)内規アップデート等検討ワーキンググループ 
定款に定める事業の実施に必要な内規等の整合性が確保されるよう、既定の内規等の整合性等の検討や定款の事業の実施をより効果的・効率的に可能にするための既定の内規等の見直し等の検討を進める。(2026年6月4日理事会決定を以て廃止)

2-2 組織基盤増強活動

1)会員選考委員会 
公正な会員選考を行うことを基本方針とする。個人会員の多様化を図る観点から、選考に際しては、若手、女性、企業所属、私立大学所属、さらに新しい工学技術分野や人文社会科学分野の候補者の業績内容を尊重する。また、正会員・客員会員の候補者推薦の多様化と増加を図る。会員選考委員会の委員在任期間については、会員選考委員会規程に則ることに努め、選考委員会委員構成が固定しないように取り組む。
2026年度も、正会員・客員会員候補者の推薦について、分野の多様性を尊重して公正な選考を行うことに努める。客員会員の選考については、2023年度からスタートした選考プロセスに従って実施する。正会員・客員会員候補者の選考プロセスの適切性等について検証を行う。

2)会員強化委員会 
EAJの個人会員・賛助会員の多様性の拡充により価値創成基盤強化に貢献するとともに、会員数の維持・増強によりEAJ財務基盤の安定化に資することを目標に会員強化委員会活動を推進する。

  1. 個人会員については、EAJの正会員、客員会員に相応しい候補者の積極的な推薦を会員に働きかけていく。
  2. 特に、若手会員、女性会員、企業所属会員、支部会員、新興分野や人文社会科学分野などの会員の拡充による会員の多様化を進める。
  3. 合わせて、委員会活動を通じて広くEAJの活動に関する意見の収集に努めるとともに、EAJの各委員会やプロジェクト、並びに支部と連携して個人会員のEAJ活動への幅広い参加を促進する。
  4. 賛助会員については、幅広く多様な業種への賛助会員企業の拡大を図るとともに、特色ある新規賛助会員の発掘を進める。
  5. 新入会員ガイダンス・談話サロンや賛助会員企業ラウンドテーブルにおける情報共有と意見交換を通じて個人会員・賛助会員企業とのコミュニケーションを深め、個人会員・賛助会員企業のEAJの活動への積極的な参加を促進とEAJ会員活動の認知度向上に努める。

3)会長候補者推薦委員会
会長候補者推薦委員会設置要綱に基づき設置されている会長候補者推薦委員会に関しては、必要に応じて、会長候補に相応しい正会員を組織的に検討、推薦する。

4)選挙管理委員会
理事及び監事候補者投票内規に則り、2025年度に設置された2026年度選挙管理委員会において、理事会が社員総会に提案する「理事及び監事候補者」に関する正会員の意向を把握するために行う投票(予備投票)に関する手続きを進める。

2-3 事務局

共創基盤の更なる高度化を図ると共に、それらを活用した事務局業務の円滑、効率的、効果的な推進に努め、法人運営に係る活動、および公益目的事業に係る活動を支援し、事業運営の活性化に貢献する。

3.公益目的事業に係わる活動

独立・中立運営の特性を最大限に活かしてこれまで拡充を進めてきた共創基盤を活用し、「EAJでなければ成し得ない」独自の事業活動と政策提言を積極的に展開し、下記の通り、定款第4条に定める5事業を円滑かつ効果的に推進する。

3-1 委員会活動

1)政策提言委員会  

  1. コアプロジェクトを軸に調査提言活動を進め、社会が目指すべき方向性に沿って工学の貢献のあり方や社会、産業界、学界が直面している具体的課題の克服を目指した先見的、創造的な提言を発信する。
  2. 政策提言の幅広いテーマをカバーできるよう、トップダウン、ボトムアップ両面からのアプローチによるテーマの検討などを通じ、多様な会員の参加の拡充を図る。その際、 賛助会員、新入会員アンケート結果なども踏まえ、科学技術、産業競争力の基盤の強化なども含めた新規テーマの拡充を図る。
  3. 広報委員会、政策共創推進委員会、研究力強化委員会、科学技術・イノベーション2050委員会、支部などと連携し、対外発信の場の拡充を図り、緊急提言も含めた活動のアウトカムの向上を図る。
  4. 外部資金獲得の提案を積極的に支援する。その際、多彩な分野の会員主体の推進体制も検討する。
  5. 報告書要旨、図面の英文併用などを通じて一層のグローバル化を支援する。

2)政策共創推進委員会 
わが国におけるミッシングリンクである立法府とアカデミアの間の科学技術情報共有をアカデミア側からのアプローチによって少しでも現実化することにより、日本の政策立案が、ますます複雑化しつつある社会の問題により適切に対処でき、国民からも信頼されるものとなることに寄与する。
そのため、2026年度は、2023年度実施した「3年間自己評価」を踏まえ、引き続き、理事会で承認された方針に基づき、①国会議員との意見交換、「対話の会」の開催、②参議院調査部門とのワークショップの共催、③国立国会図書館との調査・提言テーマに関する情報交換、④若手研究者(博士課程の研究者を含む)による議員インタビュー、⑤政策共創プラットフォームの開催についてそれぞれの継続性を重視し、適宜実施する。

3)研究力強化委員会 
我が国の研究開発システムの在り方を俯瞰的に考察し、その再設計と研究力の強化に関して、2025年度は 解決志向型研究、社会変革型研究、探究型基礎研究、観念創造型研究の4類型について検討を行い、今後の学術の将来を拓くものでありうる観念創造型研究、およびその評価方法のあり方を取り上げて議論を深めた。2026年度はこれらの成果をさらに深耕し、会員、マスコミ、国会議員など含めた関連ステークホルダとの意見交換をより幅広く行うとともに、政府、立法府、学界、産業界への具体的な提言を行う。

4)科学技術・イノベーション2050委員会 
日本社会においても制度・慣行・意識の転換が進んだ節目となった2025年度には、「物理的制約からの自由」など7領域の「〇〇からの自由・解放」などに関する本委員会ならではの議論を取り纏め、報告書「2050年に向けた技術の社会実装のロードマップ」の作成に着手した。2026年度は、報告書の国際フォーラムなどでの国際的な発信などを行う。
長期的には、国際的な連携の一層の推進を図り、少子高齢化と人口減少の進行、構造的な人手不足、地域社会の活力低下、労働生産性の停滞、国際競争力の低下、イノベーション創出力の鈍化など、深刻な課題が山積している我が国において、「科学技術・イノベーション2050委員会でなければ成し得ない」独自の事業活動と政策提言を積極的に展開することで、混迷する現代社会における科学・技術・イノベーションの新たな使命と役割を切り拓いていく。

5)国際委員会 
各国の工学アカデミーとの組織的連携、積極的な若手人材の関連イベントへの派遣、国際事業の国内他機関との共催の拡大を軸に、日本における国際連携ネットワークを強化する。
国際アカデミー間連携では①国際工学アカデミー連合(CAETS)(ミュンヘン開催)、②東アジア工学アカデミー円卓会議(EA-RTM)(韓国開催)③工学アカデミー会長会議(AEPM)(京都開催)の事業を継続する。国際人材育成では①日米先端工学シンポジウム(JAFOE)の2027年度日本開催準備、②日豪若手研究者交流促進事業(ERLEP)の日本開催、③日独先端工学シンポジウム(JAGFOE)の2027年度ドイツ開催準備を行う。

6)人材育成委員会 
2026年度は、分野横断型で、様々な世代(かつて工学を牽引されてきた世代~これから牽引していく世代)によるクローズな対面会合を開催し、人材育成の視点から工学分野の課題を抽出し、EAJとして取り組むべき内容をとりまとめ、理事会に報告する。

7)若手委員会 
2026年度は、2025年度に実施した「若手リーダー塾」の成果を確実に定着させることを主目的とし、フォローアップ活動を若手委員会の中心に据えて取り組む。若手リーダー塾は、若手研究者・技術者が異分野交流を通じて視野を広げる非常に有意義な場であったが、その効果を一過性にせず、継続的な成長につなげることが2026年度の重要課題である。
具体的には、参加者を対象とした 小規模のフォローアップ会合(オンライン中心)を年1〜2回開催し、近況共有、実践事例の紹介、キャリア形成に関する意見交換を行う。これにより、若手ネットワークを維持し、塾で得られた学びの実装状況を把握するとともに、成功事例や改善点を次回企画へ生かす。
会合運営はオンラインを基本とし、得られた内容は簡易なフォローアップ報告書として整理し、EAJ理事会へ共有することで、アカデミー全体の若手育成に資するフィードバックとする。
2026年度は、大規模事業の新規展開ではなく、若手リーダー塾の成果を着実に積み上げ、持続的な若手育成の基盤づくりを進めることを活動の柱とする。

8)ジェンダー委員会 
2025年度には、安西会長との意見交換会での議論などをもとに、EAJ 緊急提言「情報学・工学分野における女性の参画を拡大する方策」を策定、公開するとともに、関連してシンポジウムなどを開催した。AI の急速な進化に伴い、社会経済情勢が急激に変化しつつある現代において、豊かで活力ある社会を実現するには、これまで以上に、情報学・工学の基礎となる知識を踏まえた上で柔軟な思考をすることのできる人材の拡充と環境の整備が必須である。2026年度は、他機関、EAJの他委員会、支部などとの連携を一層強化し、緊急提言の深化、社会実装を図るべく、ジェンダー委員会ならではの多様な事業を内外で展開する。

9)広報委員会 
広報委員会においては、これまで、広報誌EAJ NEWSの企画・編集、会員各位へのEAJニュースレターによる広報、HP作成による外部への情報発信、活動報告書の編集・発行等を定常的に行ってきた。これらの活動のほか、2025年度には、一般向けのパンフレットをより親しみやすく改定するとともに、会員の声欄の設置、著作権規程の策定の検討など、広報基盤の強化を図ってきた。
2026年度も、これまでの活動を継続し、広報活動に注力することとし、EAJへのエンゲージメント、認知度の一層の向上を図るべく、EAJならでは委員会・支部活動について、より効果的、効率的に訴求できる広報活動の在り方を追求・実践する。

3-2 支部活動

地域の特徴ある活動を中心に推進するとともに、支部長会議の開催等により、支部間、支部・委員会の連携強化に努め、支部・地域発の「地域ならでは」の提言・提案プロジェクトの掘り起こしも含め、広く事業展開を行う。また、「人類の安寧とより良き生存のために未来社会を工学する」事業活動を包摂的に推進するべく全ての地域での支部設立をめざし、中国・四国支部の設立に向けた活動を加速する。


1)北海道支部 
現在北海道において、再生可能エネルギー、次世代半導体、宇宙開発、GXやDXに係る新たな産業創出の動きが進んでいる。そのような情勢の中、北海道支部は工学人材の育成、及び研究者間のネットワーク形成、社会への啓発活動などを通じて、道内の工学分野の変革に貢献する。

  1. 従前どおり、東北支部とは共催・協賛事業などにより連携し、相互の発展に資する。
  2. エンジニアリングカフェ、または研究発表会等のイベントを通じて、会員内外の交流を深め、支部活動の活性化を図る。
  3. 一般市民向けの工学系イベントへの協賛を通じて、一般社会でのEAJ北海道支部の知名度向上に努める。

2)東北支部 
持続可能な社会の実現を目指し、東北地区の知的資産を活かした地域発の社会革新を進めるための活動を推進する。支部会員の多様化、活動のデジタル化を引き続き推進するとともに、下記の活動を実施する:

  1. 講演会等による支部会員への情報提供と社会への発信・北海道支部、委員会、大学、学会等と積極的に連携。
  2. 支部として今後重点的に取り組むべき課題の検討。

3)中部支部

  1. EAJ中部レクチャーに中部独特のテーマを投入していく。
  2. 運営委員会にスマートシティ関連の人材を招く。
  3. 他の国内外組織と工学を超えた横断的連携を進め、工学の常識を転換する。
  4. 支部活動の世代交代を検討する。

4)関西支部 
EAJの設立主旨である日本の工学・科学技術全般の発展に寄与するとともに、科学技術に関わる産学官の指導的立場にある者の団体であることを基盤として、本支部会員への情報や交流の場の提供ならびに地域社会との共創活動に寄与し、併せて本支部会員相互の協調と親睦を図ることを目的とする。
特に、工学と他の分野との連携をテーマとして講演会等の開催を進める。可能であれば、現地見学会などを併用し、対面での会員等間の直接連携の場を構築し、支部活動の強化に努めたい。
企画運用対応の大学数を増やし、会員活動の場や分野の範囲を広げる活動も試みる。
事務局運営の安定化ならびに円滑化をより強化する試みを行う。

  1. 運営委員会開催(3回程度開催予定)
  2. 2026年度上半期 第16回講演会開催予定(大阪地区)
  3. 2026年度下半期 第17回講演会開催予定(京都地区)

5)九州支部 
本支部は、日本工学アカデミーの設立趣旨である日本の工学・科学技術全般の発展に寄与するとともに、科学技術に係る産学官の指導的立場にある者の団体であることを基盤として、本支部会員への情報や交流の場の提供ならびに地域社会に対する共創活動に寄与し、併せて本支部会員相互の協調と親睦を図ることを目的としている。
2026年度は、デジタル・オンライン技術を適宜活用した支部主催行事・交流等を企画・開催する。また、運営委員会・会員拡大強化等の活動も引き続き行う。2026年度のアクションプランは次のとおりである。

  1. 支部会員への情報提供や交流の場として、講演会、シンポジウム、懇親会などを開催する。
  2. 次代を担う高校生や高専生に対する工学・科学技術の啓発活動として、出張講演会を開催する。
  3. 支部運営体制の強化を図るとともに、会員拡充に向けた取り組み等を行う。
  4. 九州地域の特性を反映した課題解決や地域の活性化に向けた活動を企画、実施する。
  5. 上記実施にあたり、業務におけるデジタル・オンライン技術の活用を推進する。

組織図


事業計画2026年度(活動報告PDF) 準備中


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